2014/11/08

Jリーグ ヤマザキナビスコ杯決勝 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島 【マッチレポート】(Japanese)






これが僕の人生初のマッチレポートです。

そんな記念すべき第一回目にチョイスした試合は、ナビスコ杯決勝ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島。J屈指の攻撃力を持つガンバと現在シーズン2連覇中のサンフレッチェ。ナビスコ杯史上初の【元Jリーガー監督】同士の戦いに注目が集まる中、爆発的な攻撃力のガンバか、洗練された組織力が武器の広島か。勝利の女神はどちらに微笑むのだろう。幸い天候にも恵まれ、会場である埼玉スタジアム2002は青と紫のサポーターの熱気に包まれながら、キックオフを迎えるのであった。


ファーストシュートは高萩、序盤から少ない人数でフィニッシュまで持っていく広島。立ち上がりから数回チャンスが訪れ、高萩のクロスを佐藤がヘッド。これは惜しくもポストに嫌われる。ガンバは形を作ろうとするも、広島の寄せの早いプレスに悪戦苦闘し、なかなかボールを落ち着かせる事が出来ない。よってFWの宇佐美が下がり目でボールを受ける事が多かったように思える。

一方の広島は、キャプテン青山が両サイドを有効的に使い、柏、山岸の両サイドから果敢に仕掛けていく。そして、迎えた前半18分。ペナルティエリア内で、ガンバDF岩下がハンドを取られ、広島がPKを獲得。スローで観ると、触っていないように見えるアンラッキーな判定ではあったが、これを佐藤が右に流し込み広島が先制。東口は完璧に反応していたが、シュートを弾ききれず、佐藤にナビスコ杯歴代得点単独1位を献上してしまう。

得点を許した後、ガンバはワンツーやダイレクトパスで広島ゴールに迫るも、千葉、そして日本代表候補の水本、塩谷を中心に攻撃の芽を摘んでいく。前半も中盤に差し掛かる頃、ガンバは阿部がするするっと裏から顔を出し、チャンスが訪れるもゴールまでは結びつかず。一方の広島は、ガンバの前線からの早いプレスをかわしながら、落ち着いてパスを繋いでいく。ピッチをワイドに使いながら、チャンスを伺いつつ、ゴールを狙っていき、前半35分に佐藤がこぼれ球を押し込んで、追加点。しかし、喜びも束の間、広島優位で進むと思われていた前半38分。遠藤のナイスボールを189cmと身体能力のあるパトリックがドンピシャのヘディングで1点を返す。ガンバは少ないチャンスをモノにしたのであった。

以降、前半終盤は遠藤が有効的な縦パスを入れはじめ、徐々にガンバのペースになりかけていたが、追加点をあげられないまま、前半終了。前半を総括すると、序盤は広島がペースを握り得点を重ねるも、終盤にガンバが少ないチャンスを活かし、反撃の狼煙をあげる。遠藤がサイドに流れたりとポジションチェンジを繰り返しながら、追加点を奪おうという姿勢が垣間見られた。


ハーフタイム後、ガンバは明神に変えて大森を投入し、後半開始からより攻撃的に仕掛けていく。もっとアタッキングサードで宇佐美がボールを持てるようになってくると広島は嫌だろうなと考えていた矢先、大森からパスを受けたパトリックが振り向き様にシュート。これは林にファインセーブされるも、ガンバの攻撃は終わらない。遠藤からパスを受けた阿部がシュート。これをまたもや林が片手でファインセーブ。

後半立ち上がりから、広島は後ろで苦し紛れなパスまわしが続き、GK林を中心に猛攻を凌ぐも、迎えた54分。スローインから宇佐美がボールを受け、宇佐美の放り込んだボールをまたしてもフリーのパトリックがヘディングで決め、同点。広島DF陣は、パトリックを止める術が思いつかない中での失点。この点が両チームに与える影響は、勝負を分ける事となる。

失点後、広島は前半と違って、後ろで苦し紛れなパスまわしが続く。ガンバにとってはここで追加点を取りたいところ。後半17分、宇佐美がドリブルで仕掛け、PAエリア内で倒れるもノーファウル。だがこうして、宇佐見が積極的に仕掛けてくるのは広島DFにとって辛いはず。その後宇佐美が大森を追い越し、パトリックへマイナスのパス。が、パトリックがふかしてしまい、逆転ならず。ここまではガンバのプレスがきいいているため、広島が全く自分達の形を作れず、時間が経過していく。

そして迎えた71分、山岸がピッチに倒れ込み、広島が数的不利の状況で途中出場の大森が逆転ゴール。阿部のシュートのこぼれ球を押し込んだ。失点後、広島はここで山岸に変えて、清水を投入。広島はリスクを負ってでも、前に出て点を取りにいけなくなり、佐藤に変えて、森崎浩二も投入。森崎を中盤に入れて、石原をトップにあげ、ビルドアップを円滑にしたいという意図が見受けられた。

しかし、2人の選手交代をするも、ゴールの臭いはしてこない。終盤、柴崎に代わり、先日アギーレジャパンにサプライズ召集された、高さのある皆川を投入し、パワープレーで点を取りに行こうとするも、うまく機能せず、ロングボールのほとんどがガンバDF陣に跳ね返され続ける。そんな中、ガンバは宇佐美をさげ、リンスを投入。その後オーバーラップしている塩谷が仕掛け、ファールをもらうも、セットプレイを活かせず。逆に前がかりになったところを、パトリックがハーフェーラインから一人でもっていく。無双状態のパトリックをファールで止めるしか、今の広島には選択肢が見受けられなかった。

一方のガンバはADタイム突入後、阿部に変わり倉田を投入。TVカメラがガンバベンチを映し出した際、宇佐美が泣いていた。優勝を確信したのだろうか。対する広島はガンバゴールを割れないまま、試合終了。

総括すると、上記でも述べたが、後半のパトリックの2点目がこの勝負を分けたのだと思う。ガンバは7年ぶりにナビスコ杯の栄冠を手に入れた。

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